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スライドディスクトレーニングとは?
スライドディスクと呼ばれる薄い板状のディスクを滑らせることで、狭いスペースでも効率的にトレーニングできます。スライドディスクはネットでも千円前後で販売されていますが、ぞうきんなどでも代用できるようです。また、カーペットの上でも使用できるタイプもあるようなので自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
基本的には自重を使ったトレーニングになりますが、ディスクを使うことでより効率的に身体を鍛えることができます。ウェイトを扱うトレーニングとは異なるので、筋肉を大きくしたくない、引き締めを狙いたい、という場合にも向いていると思います。様々なバリエーションが考えられているので、全身を鍛えるだけでなく、有酸素運動としても効果を期待できます。多くの種目で体幹も鍛えられ、動ける身体づくりに向いています。
どんなトレーニングができるの?
●マウンテンクライマー
まずは息を上げて体を温めるマウンテンクライマーを行いましょう。腕立て伏せの状態で足の裏にディスクをセットします。右ひざを右ひじの脇まで引き上げ、元の位置へ戻ると同時に左ひざを左ひじの脇まで引き上げます。腕立ての状態で走っているような感じになります。ディスクのおかげで床の上を滑りやすく、ディスクがない場合より静かでやり易いと思います。30秒~45秒を3~5セット行いましょう。走る速さを早くするほど、息が上がります。無理のない強度でトレーニングしていきましょう。
●胸のトレーニング
ディスクの上に手を置き、腕立て伏せの状態で構えます。腕を横に開いていき限界まで来たら、元の状態に戻ります。腕立て伏せのように腕を曲げるのではなく、腕を開くようにします。このトレーニングは難易度がやや高めになると思います。無理のない範囲で行うことが大切です。
きつい方は膝を着いた状態で行います。膝着きでも結構きついトレーニングになります。10回を目安に3~5セット行うか、インターバルトレーニングのように秒数で区切っても良いでしょう。20~30秒くらいを目安にしますが自分の体力に合わせて決めるのも良いでしょう。
●腹のトレーニング
四つん這いで手の下にディスクを置きます。腹筋ローラーのように手を前に滑らせていきます。床すれすれまで行って戻ってこられれば、かなりの腹筋・体幹の持ち主でしょう。
きつい方は、膝付きで行います。膝の上にお尻がある状態で行うと強度が軽く、うつぶせになるように鼠径部を床に近づけるように行うと、膝着きでも充分きついトレーニングになります。10回を目安に3~5セットおこなうか、30秒~45秒を3~5セット行うと良いでしょう。
●お尻・太もも裏のトレーニング
仰向けに寝た状態で膝を立て、足の裏にディスクをセットします。手をしっかり床につけ腰・お尻を床から離します。腕・背中・頭・足裏だけが床についている状態になります。そこから足を伸ばしていきますが、太ももやお尻、腰を床に付けてしまわないように、ぎりぎりのところまで行ったら、最初の状態に戻ります。足を元の位置に戻してくる時が一番きついでしょう。10回を目安に3~5セット行うか、30秒~45秒を目安に3~5セット行うと良いでしょう。
●体幹のトレーニング
上記のトレーニングは全て、体幹のトレーニングになりますが、最後にこの種目で体幹トレの仕上げをしていきましょう。腕立て伏せの姿勢で肘をつき、プランクの姿勢を取ります。ディスクは足の裏にセットします。その状態から、足を開き、また元に戻します。10往復を3~5セット行うか30秒~45秒を3~5セット行うと良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?スライドディスクは比較的安価で、種目数も多くコスパの良いとレーニンググッズではないでしょうか。わざわざ買わなくても、ぞうきんや靴下など滑るものなら何でも代用が効くと思います。その際に、床などが傷ついてしまわないよう充分気をつけてください。どんなトレーニングでも継続が一番大事!なので、モチベーションを上げる意味でもディスクを準備する方が長続きするかもしれません。まずはこのお滑りトレーニングをお試しあれ。
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