ケトルベルとブルガリアンサンドバッグどう違う？どっちを選ぶ？

おもりを振るトレーニングであるケトルベルとブルガリアンサンドバッグ。どちらも体幹の強化、体力の向上、瞬発力や全身の連動性・機能性の向上などパフォーマンスの向上に有効なトレーニングです。全身運動で代謝も上がり、ダイエット効果もあります。似たようなトレーニングツールですが、その特徴の違いから使い方や効果にも違いがあります。詳しく見ていきましょう。

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ケトルベルとは？

最近ではクロスフィットという言葉もよく聞くようになりましたが、クロスフィットトレーニングの中でもケトルベルトレーニングは採用されており、ブルガリアンサンドバッグよりメジャーな印象があります。鉄素材のものが多く硬いため、パワーがダイレクトに伝わります。そのためスナッチやクリーンなどのウェイトリフティング系種目（一瞬で持ち上げる種目）をやりやすく、瞬発力強化を目的としたトレーニングに向いています。片手で扱うことが可能なため、左右アンバランスなトレーニングができ体の機能性向上や体幹強化にもつながります。サイズも小さめのため、家トレ向きであると言えます。反面、2個使いのトレーニングや、種目により重量を変えないとキツイものもあり、重さをコレクションしていきたくなる危険性もあります。

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ブルガリアンサンドバッグとは？

ブルガリアンサンドバッグは、持ち手のついた砂袋です。トラックのタイヤチューブなどで自作することも可能です。レスリングや柔道、総合格闘技などのトレーニングにも採用されており体幹強化・体力強化に効果があります。ケトルベルとは異なりサイズも大きく持ち手から重心が離れるため、振り回した時の遠心力も大きく感じます。柔らかいため、ケトルベルより扱いづらいです。その分体幹強化や体力向上という面で効果が大きくなるといえるでしょう。柔らかいため落としてしまった時の被害は、こちらのが少ないでしょう。手からすっぽ抜けてしまうまで追い込んでいる動画も見かけます。落としてしまっても影響の少ないことから限界まで追い込むことができるのでしょう。実際には、家トレでサンドバッグを落としてしまったら、家族から怒られてしまうので、気をつけて行いましょう。形も大きく柔らかいため、担いでスクワットをしたり、背中に載せて腕立て伏せをしたりと、重量として扱うことも可能です。サイズが大きくなるため、振り回すには、ケトルベルより広い場所が必要になるでしょう。

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結局どっち？

どちらも優秀なトレーニングツールで、家トレにも向いています。いろいろなトレーニング種目がありサーキット形式（いくつかの種目を休憩時間少なめで次々に行う形式）でやりやすく、短時間で効率的に身体を鍛えることができます。瞬発力や左右非対称の動きを強化していくにはケトルベル、バテない体・強い体幹が必要ならブルガリアンサンドバッグという感じでしょうか。どちらも瞬発力・体力ともに強化されますのでおすすめのトレーニングツールです。あとは、継続するのみ！